CB400SF VTEC SPECⅢ リフレッシュ計画~序章~

このページは今乗っているバイク、あるいは知人達のバイクのリフレッシュを目的としたページです。あえてブログの記事にはせずにこうして別にページを設けました。

それでは第一弾はYuuのCB400SFVTECSPECⅢです!
何部かに分けて特集しますので!しっかりご覧くださいませ!!

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さて、みなさんはリフレッシュ後の別物感は味わったことがあるだろうか?
今回は新しいバイクでもリフレッシュすれば別の車両になる、ということを知っていただきたい。

~ベース車両~
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今回の特集のベースとなるのは平成16年6月登録のホンダCB400SFV-Ⅲである。
比較的高年式車両とはいえ登録から6年経とうとしているこの車両。現在2オーナー目で現オーナーは某ネットオークションで格安で購入している。前オーナーは大学への通学車両ということもあり、引渡し時は通学車両にありがちな乗りっぱなし状態だったそうだ。納車してからはオイル交換といった簡単な整備のみ行っており、今回のリフレッシュ整備でどれだけ生まれ変わるのか。

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現在走行距離はODOでは9063km。しかし前オーナの転倒で12000kmのときに新品に交換していることから現状では21000kmと想定できる。引渡し時が4600kmということを考えると5ヶ月で5000km弱乗っている計算になる。

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現オーナーのこまめな洗車によって外観はきれいだ。また余分な汚れをこまめに除去しているからか前後のショック類からのオイル漏れも見受けられない。しかし細かいところを見るとブレーキフルードが変えてなかったり、前後のキャリパーも一見するときれいだがピストンなどは距離相応の汚れかたをしている。また洗車のし過ぎなのか各種ワイヤーから油分が抜けており動作が渋い感じだった。ブレーキタッチも甘めでリフレッシュのし甲斐がありそうだ。
また、現オーナーの用途としてジムカーナ、スポーツライディングなど、シビアコンディション状態でありチェーンは要交換だった。また点検記録簿をみてみると今まで車検といえどオイル交換等の軽整備のみで通過していることからおそらくクーラントなども交換時期だろう。高年式車両だからと甘く見ていると今後痛い目にあう。新しい車両でも基本的整備内容は変わらないのだ。また点検記録簿というものが今までこのバイクにされてきたカルテである、ということも理解しておきたいし整備の際の無駄を省くコツでもある。


次回は各部の状態確認をはじめに実際の作業に移る。

お楽しみに!

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